カフェ&セミナー
●カフェ開催のお知らせ | 2010.05.29 |
第22回カフェ
※終了しました。
【第22回カフェ】 平成22年6月17日(木)
〈 話題提供 〉(社福)あさか会 はぁとらんど浅香
〈 会場 〉 エル・おおさか(大阪府立労働センター)
〈 参加施設数 〉16施設20名
今年度のカフェは、工賃アップに成功した作業所さんを囲んでの“勉強会”。第1回は、月額平均工賃 5,032円(平成20年度)から8,819円(平成21年度)とわずか1年間で3,787円のアップを実現した社会福祉法人あさか会 はぁとらんど浅香(就労継続支援B型)の濱本牧子さん、松本訓幸さんに工賃アップにつながった秘訣などをわかりやすくお話しいただきました。
■ 食品加工科
パンの販売当初は注文販売だけでしたが、幼稚園、大阪府庁内にあるパン屋さんなど売り場を増やしたことにより売上げがアップ!同じ場所に出店することで顔も覚えてもらえるし大事な定期収入になっているとのことです。生産個数を増加するために、利用者さんにも早朝出
勤をお願いし、原材料費は常に業者と交渉するなど努力と工夫をされています。
■ まちの洗車屋にじ
2005年から開始。車に興味のある利用者さん7名が関わっています。最初は手さぐりの状態で、ちらしを配るなどしても全く客足は伸びなかったそうです。利用が増え始めた秘訣は、新しいコーティング技術の導入とていねいな手作業。さらに専門業者に依頼してホームページを開設(2009年)。お客様の90%がホームページをみて来店され、兵庫県や滋賀県など広範囲から来られるお客様も増え、リピート率も80%以上! その裏側には様々な努力があり、施工内容・技術・ウェイティングルームの完備、待ち時間を有効に使っていただく自転車の貸し出しなど、お客さんにどう満足して帰ってもらうかを常に念頭に置いています。
印象的だった言葉は、「福祉的要素の排除」。福祉の場所ではなく、「お店」ということを意識して日々運営されています。その結果、同じコーティング剤を使っているガソリンスタンドでは納得がいかず、洗車屋にじさんで納得して帰られた、というお客さんもいるほどの評判。
「福祉の施設だから…」と言い訳するのは簡単ですが、それはお客様には関係のないこと。技術の高さやお客様への配慮が売上げアップの秘訣だと思います。
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