カフェ&セミナー
●カフェ開催のお知らせ | 2011.06.01 |
第26回カフェ
※終了しました。
【第26回カフェ】 平成23年6月16日(木)
〈 話題提供 〉NPO法人ドマーニ ワークスペース街
〈 会場 〉大阪市教育会館(アネックスパル法円坂)
〈 参加施設数 〉13施設16名
キーワードは「新しい取り組みにチャレンジ!」
今年度最初のカフェは、カレーパン、あんふらいで人気の大阪市阿倍野区にあるワークスペース街(マーチ)の 和田明久さんをゲストスピーカーにお迎えしました。2年前に新規事業でパンの製造を始められたマーチさんの特徴は、カレーパンをはじめ、安くて美味しい惣菜パンです。カレーパンの価格はなんと100円!ワンコインでお手軽に買える美味しいカレーパンは、固定客がつくほどの人気ぶりです。
新規事業をはじめて工賃アップに繋がった秘訣や人気商品開発の秘話をお話していただきました。
2002年に開所してから、リサイクル事業、軽作業を中心に活動をされていました。その後、利用者さんが増えたり体制がかわる中で、このまま軽作業中心では受注量を増やすことが難しく、単価が安いので格段に収入が上がるわけではないと考 え、新規事業に取り組むことを決めました。コンセプトは、他と競合しない、独自性のある事業。「マーチといえば○○!」というように、みんなに知ってもら う、知名度を上げる為にはどのようにすればいいのかを考えました。そして、作業所の立地が駅前で人通りがあること、近くに高校があることなどから、パンの 製造販売をすることが決まりました。
カレーパンを100円で販売することは、コストダウンの方法やいろいろなご苦労があったそうですが、学生さんが買いやすい価格ということや利用者さんの計算もしやすいことから、ここは外せなかったそうです。
多くの利用者さんが関わることができないと意味がないとの思いから、利用者さんの担当業務の割り振りについては、特性や長所を考慮して決めましたが、一番優先したことはご本人の「やる気」だったそうです。その為に、支援する側として利用者さんに獲得してもらいたいスキルのリストアップをしました。接客のロールプレイを繰り返し行い、まずは職員をお客様に見たててトレーニング、その後実際に店頭に出て接客。最初はうまく行かないこともありますが、できなかった理由を分析・解明し、どのような支援をすればできるようになるかを 繰り返し、長いスパンで考えて支援しているとのことでした。
実際に店舗をオープンしてから出てきた課題もあります。最初はホームベーカリーで製造していた為、生産体制が追いつかず、大変だったそうですが、助成金を活用し大型の機械を導入し、生産量をアップさせたそうです。生産体制が整ったところで販路がなければ意味がありません。店舗だけではなく、移動販売など外販に力を入れることで、工賃アップを図りました。作業所 さんにパートに来ている方が通っている学校に出店交渉したり、工賃倍増の情報誌passoに掲載されている出店募集も積極的に活用しました。
オープンまでには、工賃倍増計画の技術力向上支援を活用し、パンの技術指導者派遣を受け、技術を習得。その後も、接客トレーニングなども行いました。
いろいろな試行錯誤を繰り返し、店舗をオープン、今では駅前にもカフェ併設の店舗もあり、軌道に乗っています。
工賃アップに繋がった大きな要因は、様々な支援をうまく活用されているということです。タイミングよく、支援を組み合わせることで、相乗効果となり、力を発揮されたのだと思います。
マーチさんのカレーパン。是非とも食べてみてくださいね。
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