カフェ&セミナー
●カフェ開催のお知らせ | 2011.02.01 |
第25回カフェ
※終了しました。
【第25回カフェ】 平成23年2月17日(木)
〈 話題提供 〉(社福)大阪手をつなぐ育成会 支援センター中
〈 会場 〉大阪市教育会館(アネックスパル法円坂)
〈 参加施設数 〉17施設20名
今年のテーマは内職!
内職はたくさんの施設で取り組まれています。
しかし、「不況で仕事が減った」「単価が安くて困っている」というような声もよくお聞きします。
そこで、今回のカフェでは、工賃アップした作業所さんから学ぼう!ということで、大阪市東成区にある就労継続支援B型、「支援センター中」の皆さんをお迎えし、工賃アップに繋がった成功事例をお話いただきました。
月額平均工賃は、4,598円(平成20年度)から6,268円(平成21年度)にアップ!
作業は、さをり織り、内職を中心に行っていますが、いただいた仕事を確実にこなし、発注者が安心して仕事を出せる実績づくりをすることで着々と工賃アップされています。
まず、朝礼、終礼をきっちり行い、その日の納品量などの報告をして、自分がどれぐらい作業をしているのかを実感してもらっているそうです。部材置場の把握や整理は職員さんと利用者さんが一緒に決めています。慣れてくると職員さんはフォローにまわり、利用者さん中心で作業をすすめます。利用者さん同士協力して作業をすすめることで達成感を得ることができる環境をつくっています。
新しい作業を始める際には、その部品のちらしを見せて説明し、自分は何を作っているのかを理解してもらえるようにしているそうです。作業ということだけだとやらされている感があるかもしれませんが、自分たちが作業した物がどんな風に使われていて、どんな風に社会の役に立っているかを伝えることでヤル気や自信に繋がる良い効果になっているのだと思います。
支援に対しては「これでいい」とは思わず「これでいいのか?」という姿勢で取り組み、職員さん一人ひとりが利用者さんの立場になって、どうすれば伝わりやすいか、実感してもらえるのかを意識して支援に取り組んだことが工賃アップに繋がったのではないかと思います。
カフェ終了後も地域間の交流や似た作業をされている作業所さん同士で話をされたり、名刺交換などをされていました。
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